人と関わることは好きだけど、なぜかとても疲れてしまいます
そんなあなたはHSS型HSPかもしれません。
この記事はこんな人におすすめ!
- “繊細さん(HSP)”について知りたい!
- 自分はHSS型HSPか確認したい
- HSS型HSEとの違いって何?
- 自分の長所を見つけたい!
皆さんは、「HSS型HSP」という言葉をご存知ですか?
HSS型HSPとは、傷つきやすい一面がある一方、好奇心が高く
変化や刺激を求めて行動する特徴が挙げられます。
今回は、HSS型HSPに関する以下の3本をご紹介します。
- HSS型HSPの基本
- HSS型HSEとの違い
- HSS型HSPの特徴10選
なお、HSS型HSPの特徴をさらに知りたいという方は
下の記事をご覧ください。
【基本】HSS型HSPって何?
まず、HSS型HSPの概念って、何でしょうか。
よく間違えられやすい、「HSS型HSE(刺激追求型外交的HSP)」についても触れながら説明します。
HSS型HSPとは
HSSとは、High Sensation Seeking(ハイ・センセーション・シーキング)の略称です。
日本語では「刺激追求型」と呼ばれており、
アメリカの心理学者 “マービン・ズッカーマン” 博士によって提唱された概念です。
傷つきやすい一面がある一方、好奇心が高く、変化や刺激を求めて行動する特徴が挙げられます。
現在は全人口の約20%がHSPであるとされており、
その中でもHSS型HSPはわずか6%程しかいないと考えられています。
HSPには全部で4種類の特性に分類されますが、
HSS型HSPは刺激を追求する内向的な面が特徴として挙げられます。
HSS型HSE(刺激追求型外交的HSP)との違いは?
よく間違えられやすい、HSS型HSEとの違いはなんでしょうか。
結論から申し上げると、
- HSS型『HSP』=『繊細 × 刺激追求型 × 内向的』
- HSS型『HSE』=『繊細 × 刺激追求型 × 外交的』
と、性格が内向的と外交的の違いを表します。
HSPには、HSP、HSE、HSS型HSP、HSS型HSEの4区分がありますが、
その中の1つであるHSEのほとんどの方がHSS型HSEであると考えられています。
外交的であるため、『HSP』と理解されにくい点で苦労される方も多いのだとか。
そんな『HSS型HSE』の特徴は次のようになります。
HSS型HSEの特徴
- 好奇心旺盛で、行動力がある
- 人と会うことで元気になる(ストレス発散になる)
- 家に閉じこもるより、外に出ることが好き
- リーダーシップとることが得意
- 人に会いたいけれど、長時間一緒にいると疲れてしまう
- 気配り上手で社交的
特徴のみを見るとHSS型HSPと類似しているのですが、
『人と会うことがストレス発散になる』点や
『率先して人と会うことが好き』な点がHSS型HSPと違う特徴であると言えます。
【あるある】HSS型HSPの特徴10選!
ここからは、HSS型HSPの特徴を30選ご紹介します。
HSS型HSPに該当するか見てみましょう
1. 好奇心旺盛
興味のあること、気になることがあれば行動せずにはいられない。
『とにかくやってみる』というチャレンジ精神が旺盛で、
多趣味の方や知識の幅が広い方が多いです。
恐れ知らずの冒険者で、どんどん突き進んでいく姿を見て
刺激を受ける方も少なくないでしょう。
2. 刺激を求めて行動する
退屈や暇な時間が苦手で、
新しい物や行ったことのない場所など、刺激を求めて行動する。
HSPさんは1人行動が得意な方が多いため、
ふらっと1人でカラオケや焼肉、
温泉旅行や海外旅行へ行く方もいらっしゃいますね。
海外に関心を持つ方も多く、
留学経験がある方や語学勉強に力を入れている方も多いのではないでしょうか。
留学に興味はあるけど、色々不安です。
という方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
3. 初対面の人とすぐ打ち明けることが出来る
人見知りですが、接客は割と得意なんです…
という方は、意外に多いのではないでしょうか。
HSS型HSPは名前の通り内向的なのですが、
相手の感情がわかることや気遣いが得意なため、
初対面の人との会話(接客)に苦手意識が無い方もいるようです。
ただ平気なのは初対面だけで、2.3回会うと人見知りが発動するタイプもいるようなので、
結局は人見知りしてしまう方が多そうですね。
4. 社交的なイメージを持たれやすいが、実はそうでもない
人当たりや愛想が良く、好かれやすい傾向がある皆さん。
人当たりの良さが前面に出てしまうあまり、
周りから『八方美人』と言われてしまうこともあるのでは無いでしょうか。
しかし、人当たりがよく見えるHSS型HSPさんの多くは、
実は他人にあまり興味がありません。
無意識的に周りの顔や感情を伺ってしまうので、
自然と人当たりが良くなる会話法が身についています。
世間で言う、『腹黒い』のかも、、?
5. 新しいものに飛びつきがち
新作の食べ物や流行の話題に、ついつい飛びついてしまう皆さん。
自分にとって新しい経験に挑戦する意欲が高いようです。
常に刺激を求める皆さんは、貪欲に挑戦してくださいね。
ただ、すぐに飛びついてしまうあまり計画性に欠けてしまうこともしばしば。
挑戦することも大事ですが、
自分の体調を無視したり、怪しい噂話に乗っかってしまわないよう注意が必要です。
6. すぐに飽きてしまう
「思いついたら即行動」タイプの皆さん。
行動に移すスピードは世界一です。
その一方、飽きるスピードも早いのだとか。
アルバイトや仕事を転々としたり、買ったはいいものの使わなかったり。
でも、悪いことではありません。
好奇心が強く、何事にも挑戦する意欲が高い方が
1つの事に執着しないのは当たり前です。
自分が一番良いと思う判断をしてくださいね。
辞めるにあたってリスクがあるものには、あらかじめ手を出さないように。
7. 非日常的な体験・スリルを求めて行動する
海外旅行やロッククライミング、ディズニーなど、
非日常に関心を持つ方が多いのではないでしょうか。
刺激的なもの出来事が好きなので、
どうしても学校生活を退屈に感じてしまう方も多いようです。
8. 大胆な行動を取りがち
暇なので、サウジアラビアに行こうと思います
えっ!?
周りの人にとっては想像も付かないような、大きな決断を簡単にしてしまう。
心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
行動力が長所のHSS型HSPの皆さんにとっては小さな出来事に感じているため、
「会社の役員に掛け合ってみる」
「オーディションに応募してみる」
など、踏み止まってしまうような決断があっさり出来てしまうのです。
9. 思慮深い(考え事を常にしがち)
常に頭がフル回転している皆さん。
アイデアを考えることが好きで、無意識に様々な考え事をしてしまいます。
その為、会議や授業中に上の空になってしまうことも。
不安や緊張にも敏感なため、ネガティブな方向に物事を考えてしまい、
悩みが更に大きくなってしまうこともあるようです。
思慮深いことは、時として大きな悩みの種を生んでしまうこともあります。
ネガティブに考えてしまわないよう、
趣味や特技、好きなものを見つけて熱中することをおすすめします。
10. 勉強熱心
より深く知りたい、学びたいと学習意欲が高い方が多いようです。
ただ、『興味のある分野に対して』ですので、
知識に偏りがあることもしばしば。
「推しが韓国人なので、韓国語を勉強しています」
「ゲームが上手くなりたいので、解説動画で勉強します」
そんな勉強熱心な方も周りにいるのではないでしょうか。
私は国旗を見て国名を言い当てることが出来ました(過去形)
HSS型HSPかどうかは診断テストでチェックしましょう
HSS型HSPは、長所だらけのように思われがちですが、
“刺激を追求する繊細さん”ならではの悩みが多いのです。
当てはまる項目が多いのですが、HSS型HSPなのでしょうか?
と、疑問を持つ方は診断テストを受けてみてくださいね。
心がスッキリしたり、色んな発見や自分の長所が見つかるかもしれません。
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