HSS型HSPは留学に向いていますか?
今回は、そんな疑問にお答えします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 留学に行きたいけれど不安
- 英語に自信がないけれど、留学に興味がある
- 海外の生活を体験したい!
- 内向的な面が強いので、人見知りをしないか心配
今回は、以下の2本をご紹介します。
- 『HSS型HSPの方に留学をお勧めする理由 5選』
- 『HSPさんが留学で「つらい」と感じてしまう理由』
ぜひ最後までご覧ください!
【基本】HSS型HSPの特徴って?
HSS(High Sensation Seeking)は、日本語で刺激追求型HSPと呼ばれます。
具体的な特徴
- 初対面の人ともすぐ打ち解けることが出来る反面、徐々に疲れて距離が出来る
- 明るく、社交的なイメージを持たれるが、実はそうでもない
- 好奇心が強いため、新しいものに飛びつくが、すぐに飽きてしまう
- 非日常的な体験・スリル・大胆な行動をとる
- 思慮深く、勉強熱心である
HSPの人口の約6%が、HSS型HSPに当てはまると言われています。
好奇心が高く、刺激や変化を求めてあらゆることに挑戦出来る点は
HSS型HSPの才能と言えるでしょう。
HSS型HSPの方に留学をお勧めする理由 5選
私は大学時代に約1ヶ月程、カナダ留学に参加しました。
そこで、「HSS型HSPの方に留学をおすすめする理由」を5点挙げたいと思います。
HSS型HSPの私が実際に体感しました!
理由1:周りを気にせずに挑戦出来る
行動力があるHSS型HSPでも、
自信の無さから周りの目が気になってしまう方が多いように感じます。
しかし、環境を理由に一歩を踏み出さないのは非常に勿体無いです。
やりたいことに情熱を持ち、
一人でも進んで行動出来るHSS型HSPさんにとって、
知らない場所で、知らない人に囲まれて学ぶことは絶好の機会と言えるでしょう。
失敗を恐れる必要は無いです
理由2:人との出会いが自分を成長させてくれる
留学先では、良くも悪くも様々な出会いがあります。
勉強から休日の旅行など、あらゆる出来事を経験しましたが、
やはり自分を大きく成長させてくれたのは、人でした。
多国籍の留学生が集まる大学に行けば、
文化や宗教の話題が日常会話で飛び交います。
自身の語学力の無さを実感し、
無力さや後悔で悔しい思いをするかもしれません。
輝かしい街並みにひっそり佇むスラム街は、
HSPのあなたに大きな衝撃を与えることでしょう。
留学を通して得た出会い、出会いから生まれた経験は、
HSPであるあなたの人生や価値観に変革をもたらすことに違いありません。
理由3:刺激的な体験が出来る
行動力や好奇心があるHSS型HSPにとって、
刺激的な体験は非常に充実した時間になります。
留学に行けば、土地の雰囲気や気候、生活環境、食事、言語など、
あらゆる面が “非日常的” です。
留学先が田舎であっても、大きな鹿やリス、ウサギなど自然の醍醐味を経験出来ます。
まさに異国の地です。
HSPさんが留学で「つらい」と感じてしまう理由
どれだけ好奇心や行動力があるHSS型HSPでも、
異国の地に渡り「つらい」「不安」と思ってしまう理由はなんでしょう。
そこで、留学中に挫折してしまいがちな注意点と対策をご紹介したいと思います。
① 人間関係の構築に時間がかかる
HSS型HSPさんに限らず、
HSPの多くの方が人見知りをしやすい傾向にあります。
ホストファミリーや留学生、現地の方と会話するためには大きなパワーが必要となり、
上手く会話が出来ずに落ち込んでしまう留学生が大勢いらっしゃいます。
HSS型HSPが人間関係で特にストレスを感じやすいのは
初対面の人や最近知り合った人に対してです。
たまに会う学生より、ホストファミリーが緊張します
ホームステイでは日常会話が実践的に学べるメリットがある一方、
「最近知り合った人と同じ家で生活する」というHSPさん独自の緊張感があります。
語学力を優先するか、自分のペースで海外経験を培いたいのか、
ご自身と相談して考えてみてください。
『人間関係の構築』に悩まない為に
- 留学経験者に、海外の友人の作り方を事前に聞いてみる
- 「駄目だったら次に成功すれば良い」というスタンスでいく
- ホームステイではなく、寮を選択する
- 少しでも語学力に自信を持った状態で留学に行く
② 休息の時間の確保が難しい
HSPの方は、HSPでない方よりも1人の時間が必要です。
しかし、留学に行くと「やりたいこと」や「人間関係」の情報量に押しつぶされ、
溜まっていく疲れについ鈍感になってしまいます。
学生が生活する寮で食事が一緒になれば、
ゆっくり休む時間も少なくなってしまいます。
1人の時間は多くても、あらゆる不安で落ち着けないこともしばしばあるのだとか。
留学先でしか出来ない経験ももちろん重要ですが、
HSPの方は自分の心を休ませることも大切です。
『休息の時間を確保』させるために
- 散歩や一人プチ旅行をする
- 1人の時間や曜日を決めて、ホストファミリーや寮の友人に伝える
③ 語学力の壁にぶつかる
語学力の問題は、HSPに限らず皆さん直面します。
HSPさんは人の感情に敏感な為、
より一層不安が大きくなってしまう傾向があります。
「下手と思われないか」
「授業に付いていけなかったら」という思いから、
人間関係にも悩んでしまいがちになります。
しかし、逆に語学力に自信を持つことさえ出来れば、
あらゆる場面において積極的に行動することが出来ます。
事前にしっかり勉強しておけばよかったと後悔しています
『語学力』で少しでも悩まないために
- あらかじめしっかり勉強しておく
- 最低限の文法だけでも頭に入れておく
- 同じ語学力の友人を作る
留学に行って後悔したこと、行く前にやっておくべきことは
こちらの記事にてご紹介していますので、是非ご参考にしてくださいね。
HSS型HSPこそ留学に行くべき
好奇心や挑戦心、物事への情熱や努力家な面は、HSS型HSPさんの大きな長所です。
感性が豊かなHSPであれば、留学先で得られるものは人生の糧になります。
ただ、感性が豊かすぎる故に体調を崩してしまったり、
人間関係で塞ぎ込んでしまう方がいるのも事実です。
語学力は気合でなんとかなります
不安な感情もあるとは思いますが、自分のペースで、
自身が思う好奇心に身を委ねてみてはいかがでしょうか!
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