【最新】全商検定2級の合格率を発表！6種目の難易度ランキング1位は？

このような悩みにお答えします。

この記事はこんな人におすすめ！

全商検定2級の中で、

どの検定が一番受かりやすく、難しいのか気になりますよね。



今回は、令和3年度のデータを元に

「全商検定6種目の合格率ランキング」をご紹介します。

この記事を読むことで、

『（令和3年度）全商検定の難易度ランキング』

『受かりやすい全商検定』が分かります。



全商検定1級の合格率及び難易度（全9種目）については

こちらの記事で詳しくご紹介していますので是非ご覧ください。

【基本】「全商検定」の正式名称と2級（5種目）の名前

全商検定の正式名称は「全国商業高等学校協会主催 検定」です。

商業高校に通う高校生向けの試験で、

会計をはじめプログラミング、語学、計算機やタッチタイピングの習得など、

全商検定を通して幅広い知識を学ぶことが出来ます。

全商検定2級の6種目をご紹介

※「珠算・電卓実務検定試験」は、令和４年度に「ビジネス計算実務検定試験」と種目名が変更されました。


情報処理検定試験のプログラミング部門とビジネス情報部門では

試験内容が異なるため、2つに分けてランキングを作成します。

ランキングの付け方と注意点

ここでは、全国商業高等学校協会によって発表された令和3年度のデータを元に、

全商検定2級の6種目の合格率をランキング形式で発表します。

ランキング作成に関する注意事項

【2級】全商検定6種目の合格率ランキング

第1位 ビジネス計算実務検定試験（旧：珠算・電卓実務検定試験）

珠算・電卓実務検定の合格率は82.9%でした。

普通計算部門とビジネス計算部門それぞれの合格率は以下の通りです。

普通計算とビジネス計算、どちらも８割近くの合格率となっています。


残念ながら、珠算・電卓ごとの受験者数や合格率のデータは公表されていませんでした。

普通計算部門の方が合格率はやや高めですが、

合格率が80％を超える2級試験はビジネス計算実務検定試験のみです。



また、全商検定1級の合格率ランキングでも、

ビジネス計算実務検定試験が最も合格しやすい検定として名を馳せています。

とお考えの方には、最も合格率の高いビジネス計算実務検定試験をおすすめします。

第2位 情報処理検定試験（プログラミング部門）

情報処理検定試験（プログラミング部門）の合格率は60.3%でした。

情報処理検定試験は以下の部門に区分されています。

ビジネス情報部門は実技試験と筆記試験があることに対し、

プログラミング部門は筆記試験のみとなっています。


一見、合格率が高い=「難易度が低い」「簡単」と捉えがちですが、

プログラミング部門の合格率が高い理由としては、

ビジネス情報部門より受験者数が少ないことが考えられます。

情報処理検定試験	ビジネス情報部門	プログラミング部門
第65回	22,911 名	5,354 名
第66回	42,843 名	6,160 名
計	65,754 名	11,514 名

第3位 ビジネス文書実務検定試験

ビジネス文書実務検定試験の合格率は59.7%でした。


科目ごとの合格率は以下の通りです。

速度部門の合格率がビジネス文書部門の合格率を下回っていますので

キーボードの入力速度（タッチタイピング）に苦戦する方が多いようです。

第4位 情報処理検定試験（ビジネス情報部門）

情報処理検定試験（ビジネス情報部門）の合格率は53.0%でした。


令和3年度の集計結果によると、

情報処理検定試験を受験する約8割の方がビジネス情報部門を受験していることがわかりました。


2進数やExcel関数など、日常生活ではあまり馴染みのない知識が問われるため

苦手意識を持つ学生も多いように思います。

第5位 簿記実務検定試験

簿記実務検定試験の合格率は44.7%でした。

6種目あるうち、5種目目で合格率が50%を下回る結果となりました。


簿記実務検定試験の2級に限らず、

精算表や貸借対照表、損益計算書に苦戦する方が多いように思います。

3級から2級の難易度に大きな差はありますが、

2級の出題形式や問題の癖に慣れておくと

1級の受験は割と簡単に攻略出来るかと思われます。

第6位 英語検定試験

英語検定試験の合格率は12.1%でした。


これ程までに合格率が低い理由としては、

令和3年度に実施された計2回の試験の合格率に大きな差が生じていることが考えられます。

英語検定試験の合格率（令和3年度）

全商英検の2級のレベルは実用英語検定3級に相当するとされています。


聞こえは簡単そうに思われますが、

合格率は2級でも10%前後ですので、基礎から語彙まで徹底的に固める事をお勧めします。

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全商検定の2級は『1級の基礎』

ランキング	種目名	合格率
第1位	ビジネス計算実務検定試験	82.9%
第2位	情報処理検定試験（プログラミング部門）	60.3%
第3位	ビジネス文書実務検定試験	59.7%
第4位	情報処理検定試験（ビジネス情報部門）	53.0%
第5位	簿記実務検定試験	44.7%
第6位	英語検定試験	12.1%

全商検定の合格率が最も高い検定は「ビジネス計算実務検定試験」で82.9%、

合格率が最も低い検定は「英語検定試験」で12.1%でした。

上記の結果は、あくまで前年度の合格率ですので、

同様な難易度や傾向が今年度以降も現れる保証はありません。


「合格以外あり得ない」と思えるまで、

ひたすら学習を繰り返して2級の合格を目指してくださいね。

英語検定試験の合格を目指すなら…

英語検定試験の2級は、実用英語検定の3級に相当します。


しかし、令和3年度の全商英語検定の合格率はわずか12.1%。


商業高校では普通科のように深く英語を学ぶことが出来ないため、

独学で学習を行う必要があります。

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